[Webに効くおクスリ]
効能:ユーザーに優しいサイトになります
みなさんは、ヤコブ・ニールセンという方をご存知でしょうか?
ニールセン博士はウェブのユーザビリティ研究の第一人者です・・・と偉そう
に紹介してますが、私自身、恥ずかしながら実はあまり存じ上げませんでした。
以下でご紹介するホームページも、弊社の筒井に教えてもらったものです。今
回は人の褌で相撲をとります。
さて、ウェブのユーザビリティをアップさせるとは、簡単に言うと、
「誰が見てもわかりやすい親切なサイトを作ること」
です。
それについて、「しゃらく」というNPO法人のWeb担当者の方が、ニールセン氏
の考えをまとめてチェックリストを作られていたのでご紹介します。かなり簡
潔に、わかりやすくまとめてくれています。
▼ヤコブ・ニールセンの考えをまとめたユーザビリティガイドライン::NPO法人
しゃらく
http://www.123kobe.com/doc/nilesen.html
(以下、一部を抜粋)
●サイト名とロゴは全ページに配置し、トップページへのリンクにする
●ナビゲーションには一見して分かりやすい、簡潔な名称を付ける
●文章・コンテンツは結論から先に述べ、次にその根拠となる事実情報を書く
●見出し・タイトルはせいぜい全角30字以内で収めること
●4項目以上ある場合は、通常の文章よりも箇条書きにしたほうがよい
●基本、リンクテキストは色をつけて下線を引く
・・・などなど。
Webに頻繁に触れている人から見ると、至極当たり前のことばかりなのですが、
「言われてみればそうだよね」というようなことは、往々にして見落とされて
いるものです。103項目とちょっと多いのですが、難しい内容ではないのでぜひ
自社のホームページと照らし合わせてチェックしてみてください。
ただし、ニールセン博士はあくまでアメリカの方なので、全ての項目が日本企
業のサイトにも当てはまるとは限らないことを念頭においてください。
各チェック項目の中から、自分たちで納得がいくものをピックアップして、自
社独自のガイドラインを作ってもいいかもしれません。ホームページの管理者、
制作担当者やWebをよく利用しているスタッフたちを集めて、話し合ってみては
いかがでしょうか。
2007.01.24