[ニュースから読み解くWebマーケティング]
お客さんとの信頼関係を築くには
多くの会社がホームページやメールマガジンを通じ、利用者との信頼関係を築
き、良い顧客になって欲しいと願っているはずです。しかし、最近目立つのは
過剰な言葉と画一的な宣伝方法のような気がします。
成功事例が共有されたり、またはそのノウハウがパッケージ化され真似る企業
が増えることで、逆に嫌悪感を抱かれるケースも出てきているのではないかと
考えています。少なくとも、ぼくのところに届く過剰な宣伝メールは後を絶ち
ません。
自分本位でお客さんのことを考えていないホームページやメールマガジンを作っ
てはいないでしょうか。そうならないためには何に気を付けたらいいのでしょ
うか。下記のニュースをご覧ください。
・うさんくさい商売の原理原則
http://www.dreamgate.gr.jp/guide/hito/tommorow/tommorow_29.php
「何とかして消費者に選んでもらいたいという販売者意識が働くあまり、表
現がどんどん過剰になってくるのだ。しかしその多くは失敗に終る運命にあ
る。なぜか?」
・メルマガ読者の信頼を築く第一ステップ
http://japan.internet.com/wmnews/20031119/8.html
「読者の信頼を勝ち取るまでは、信頼を勝ち取る環境を時間をかけて築いて
行 かなければならない。信頼を勝ち取る環境作りに時間と投資をしていない
法人メルマガが多いのが現状だ。」
・接客が悪いウェブサイト
http://www.webanalyst.jp/mt/archives/000075.html
「買い物に関係ない項目は、基本的に外すべきだ。マーケティングデータと
して欲しい気持ちはわかるが、ユーザに負担をかけることは本末転倒である。」
・80%のユーザーはフラッシュで始まるページが嫌い
http://jeff.ecjapan.jp/archives/000087.html
「579名のうち80%が「フラッシュ無しを好む」と答えたそうです。」
いかがでしょうか。中には思い当たる方もいらっしゃるかもしれません。
成功事例や成功ノウハウを参考にするのは当然ですが、それを咀嚼(そしゃく)
し、そのまま利用して良いのか、またはアレンジを加える必要があるのか、さ
らには採用しない方が良いのではないかといった判断をすることはとても重要
です。他がやっているから、が一番危険です。
もう一度、自社のマーケティング戦略を見つめ直してみましょう。あなたのホー
ムページはうさんくさくありませんか? 信頼を勝ち取れますか?
2003.11.26