[ネットで○○する時]
御社のお問い合わせフォーム、「接客」してますか?
ホームページを営業活用しようという機運の高まりとともに、ただ単純に会社
案内や商品パンフレットをそのまま掲載するだけというサイトは、随分と減っ
たように思えます。
ユーザーのニーズに合わせ、多種多様なページを用意し、時には動画なども交
えお客さんに興味を持ってもらうために、様々な努力をしているホームページ
も随分と増えたように感じます。
インターネットはインタラクティブ(双方向的)なメディアと言われますが、
実はそうでもないところもあります。現実世界の営業では、お客さんの反応に
合わせた形でやり取りが出来ますが、ホームページではそうはいきません。
そのため、前述したようにお客さんのことを考えて、しかるべきページを用意
して迎え入れることが、いわば「接客」となるわけです。
そのような努力が実り、お客さまに興味をもってもらい、晴れてお問い合わせ
フォームまでたどり着きました。が、ここで満足な「接客」が出来ていないサ
イトがまたまだあるようです。
「とりあえず、住所とか全部教えて。」
「趣味とかある? とりあえず教えて。」
「なんか入力エラーがあるからもう一回書いて。」
ちょっと大げさに書きましたが、実際の接客になぞらえると、そのような対応
になってしまっているお問い合わせフォームがあるのではないでしょうか。
いわゆるお問い合わせフォームでの離脱率は、以前からしばしば話題になって
いました。しかし一方で、ノウハウとしてあまり確立されていない面もあった
ようです。
ただ、ここに来てAjax(エイジャックス)等のユーザーインターフェイスを利
用して、お問い合わせフォームの使い勝手を向上させていこうという動きも高
まりつつあります。
もちろん、弊社でも研究を進めているところです。個人的には、コストを投入
してお問い合わせフォームを積極的に改善しようとする動きが、急速に進んで
いくのではと思っています。
2007.09.12