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[ネットで○○する時]

アクセス解析で突きとめる

文/イーナチュラル :: 2005.12.28

「ロボット型検索エンジンにおいては、すべてのページがトップページとなり
うる」、SEOやWebマーケティングの話をお客様にする際に、必ずと言ってもい
いほど出てくるフレーズです。

サイト構成のうえで、表紙となるトップページは存在します。しかし、トップ
ページからホームページに訪れるユーザーは全体の2~3割程度と言われており、
実際には検索エンジンなどを通じてホームページ内の個別のページに直接訪れ
ることが多くなります。これが、冒頭の「すべてのページがトップページ」と
いう言葉の意図するところになります。

ところが、先日あるサイトのアクセス解析を調査していたところ、上記の考え
方にそぐわない結果に遭遇しました。

全体に占めるトップページのアクセス数の割合が、妙に高いのです。もちろん、
広告やマーケティング展開の仕方のよってはそうなることもありますが、今回
は特に思い当たるところがありません。また、数ヶ月に渡って同じような傾向
が見られることを考慮すると一時的な現象でもなさそうです。

子細にアクセス解析結果を調べていくと、原因らしきものを突き止めることが
出来ました。

実は、Yahooの検索結果からの訪問者がトップページに集中していたのです。様
々な検索キーワードで検索されているのですが、どういうわけか検索結果にトッ
プページが表示されることが多いのです。

中には、「このキーワードではこっちページを表示して欲しいなぁ…」と思う
ような検索キーワードでも、トップページが表示されていることがありました。

Yahooに対しての検索エンジン対策が不十分なのか、はたまたディレクトリに登
録されている情報がなんらかの影響を与えているのか、原因は定かではありま
せん。しかし、いずれにせよ当面の対策として、検索結果からのアクセスがトッ
プページに集中していることを意識したトップページ構成変更を迫られそうで
す。

ということで、問題を発見し、原因を突き止め対策が取れたのも、アクセス解
析を導入していたからこそです。

来年も(こそは?)、弊社のいちにのアクセス解析をよろしくお願いします。
良いお年を!

いちにのアクセス解析
http://www.12no3.com/access/

2005.12.28


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