[ネットで○○する時]
あなたの競争相手はどんな人ですか?
昨日の東京は、夕方からバケツをひっくり返したような夕立に見舞われました
ね。傘が役に立たなそうなくらいの雨だったので、インターネットのお天気情
報サイトとにらめっこをしつつ、帰宅するタイミングを見計らっておりました。
雨量・雷観測情報(東京電力提供のサービス)
http://www0.thunder.ne.jp/
不思議なもので、一ヶ所からの情報ではなんとなく不安に思えてしまって、他
の天気情報サイトもチェックしていました。
東京アメッシュ(東京都下水道局提供のサービス)
http://tokyo-ame.jwa.or.jp/
それぞれのサイトには機能的に微妙な違いがあるので、それぞれを行き来しつ
つ精力的な(?)お天気チェックに励みました。そのかいがあってか、見事に
どしゃ降り状態をさけて帰宅することが出来ました。
どのホームページにも、比較対象とされる、あるいは併用されるような他社サ
イトがあるはずです。簡単に言ってしまえば、競合サイトですね。インターネッ
トは地理的な制限にしばられることが少ないので、競合となる同業者はリアル
な世界と比べて、大幅に増えるのではないでしょうか。
しかし、競合サイトの名前を言うことは出来ても、競合サイトと比べた時の自
社サイトの強みや弱みまでを具体的に言えるウェブマスターはそう多くはない
と感じます。
・他社にあって自社にない情報は何か?(またその逆も)
・情報の厚みに違いはあるか?
・顧客層はどの程度かぶりそうか?
・サイトのユーザービリティはどうか?
サイト管理者の業務は多岐にわたり、他社サイトまでに目を向ける余裕はなか
なか無いかもしれません。しかし、他社サイトを見ることによって得られる
「気付き」は意外と多いものです。
また、検索エンジン順位チェックツールなどを使って、自社がターゲットとし
ているキーワードで何位の表示されるか確認している方も多いと思いますが、
時には検索エンジンで直接確かめてみるもの良いでしょう。
自社の順位は変わっていないけど他の顔ぶれは大きく変わっていた、なんてこ
ともあるかも知れません。
2005.05.25