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[ネットで○○する時]

キーワードの需要

文/イーナチュラル :: 2005.01.12

皆さん、初めまして。今回から、このメールマガジンでコラムを執筆すること
になった田中秀史(たなかひでふみ)です。デザイン系のWeb制作会社でディレ
クター業務を5年ほど経験したのち、去年の12月からイーナチュラルの一員とな
りました。

このコラムでは様々な「ネットで○○する時」から、企業がホームページを活
用するため「気付き」をお伝えしていければと思っています。

さて私事で恐縮ですが、2005年を迎えるにあたって目標としていることがあり
ます。それは、楽器のサックスを習うこと。転職したことにより、以前よりも
時間の目処がつくようになったので、一念発起して教室に通おうと思い立ちま
した。とはいえ、いきなり教室に通うのも少々腰が引けます。まずは、体験教
室にチャレンジしてみることに決め、早速検索エンジンで情報収集をしてみま
した。

まずはYahoo!で、「サックス 体験教室 銀座」のキーワードで検索をしてみ
ます。会社から近くがよかったので、銀座というキーワードを加えて検索しま
した。しかし、上位20件に表示されたホームページは、私が求めている内容と
は少々ズレがあるようです。

そこで、キーワードを「サックス 体験レッスン 銀座」で再度検索をしてみ
ました。すると、今度はタイトルを見ただけでそれだと分かるようなホームペー
ジが上位に表示され、めでたく体験教室に申し込みをすることが出来ました。

正直なところを言うと、それほど特殊な検索内容ではないので、期待するよう
な検索結果をすぐ得られると思っていましたが、実際にはちょっとしたつまず
きがありました。つまずきとなったのは「体験教室」というキーワードですが、
これは一般的では無かったのでしょうか?

そこで、オーバーチュアのキーワードアドバイスツールで、「体験教室」と
「体験レッスン」のそれぞれの単語がどのくらい検索されているか調査してみ
たところ、下記のような結果が得られました。


体験教室:1,440件
体験レッスン:172件

キーワードアドバイスツール
http://inventory.overture.com/d/searchinventory/suggestion/?mkt=jp


この結果を見る限りでは、「体験教室」の方がより需要のあるキーワードと言
えます。つまり、検索エンジンマーケティングの観点からいうと、「体験レッ
スン」よりも「体験教室」というキーワードを使用した方が、より多くのアク
セスを誘導出来る可能性があるのではないでしょうか?

「体験教室」と「体験レッスン」、意味はほとんど同じ意味なので、現実社会
で使う分にはどちらでも問題ないと思います。しかし、ネット上ではそれぞれ
のキーワードの需要は大きく異なっていました。

この需要の違いに敏感になることによって、あなたのホームページはより多く
のアクセスを獲得出来る可能性を秘めているかもしれません。

2005.01.12


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