[目からウロコのインターネット活用術]
体験で学ぶ情報モラル
インターネットを活用すると、これまでに考えられなかった情報が瞬時に得ら
れるメリットはもちろん、逆に様々リスクも少なからず存在しています。
・個人情報が漏れているのではないか?
・ショッピング中にクレジットカードの番号が流出してしまうのではないか?
・知らないうちに国際電話料金が請求されるのではないか?
・ウイルスが撒き散らされるのではないか?
・コンピュータ内のデータを盗み見られるのではないか?
これらはすべて、ちょっとしたコツさえつかんでいれば遭遇しないようなアク
シデントなのですが、インターネットの経験が浅い場合は何が良くて何が悪い
のかの判断がつきません。実生活なら「暗い夜道は歩かない」「見知らぬ人に
はついていかない」「海外へ行くときは十分に注意をしていく」など誰でもわ
かることです。これがインターネットとなると、ちょっとした操作で「暗い雰
囲気のサイトに迷い込む」「数回のメールのやりとりだけで知人と錯覚してし
まう」「海外サイトへ気軽に行ける」などと、リスク回避の術をしらずに行動
してしまうことも問題です。
そこで、自らもしくは企業内のメンバーが手痛い目に遭わないためにも、情報
モラルに関する知識が必要です。そんな方にはこちらがおすすめです。
【情報モラル体験サイト】 http://www.wmc.gr.jp/security/
【情報モラル体験サイト】では、ウイルスや個人情報の漏洩など様々な仮想体
験ができます。知らない間にウィンドウがいくつも立ち上がったり、コンピュー
タの制御がきかなくなったりといったことが実体験できるのです。何が怖いの
かよくわからないなどといった段階の方々には是非おすすめですので、上記の
Webサイトをのぞいてみてください。
情報モラルに限らず実体験をすることは、とても重要な課題です。インターネッ
トでショッピングをしたことがないの通販サイトを運営していくことは難しい。
そもそもコンピュータを利用したこともないのでIT化を推進することは難しい。
などといったことが考えられますので、仕事でご自宅でと様々な体験を通じて
IT化やインターネットの活用を心がけましょう。
効果的な活用のはじめの一歩は「自らが利用すること」です。
2002.03.27