[目からウロコのインターネット活用術]
コミュニケーション
むか~し、むかし、人々は会って話すしかコミュニケーションの手段を知りま
せんでした。ところが最近は、ハガキ、手紙、電話、ファックス、ポケベル、
ボイスメール、携帯電話、テレビ電話、インターネットの中だけでもEメール、
チャット、掲示板、インターネットメッセンジャー、携帯メール、などなどコ
ミュニケーションの手段が飛躍的に増えてきました。
我々30才前後の人間からすると、インターネットは大人になってから初めて利
用し、携帯のメールも文字を打つだけで大変という方々がほとんどではないで
しょうか? それが、現代の子供は小さな頃からインターネットや携帯電話に
慣れ親しみ、その効用を体で覚えてから社会に入ってきます。ご年輩の方々か
らは「キーボードを打つのが早いね」とか「さすが若いね」などと言われる私
達ではありますが、あと10年20年経ったら、若い世代から「そんなこともでき
ないのですか?」と言われてしまわないように、今から心しておかなければな
りません。
企業に何かしらのコミュニケーションツールを導入しようという場合、その効
果が決断のキーポイントとなるでしょう。しかしながら、こういったものの効
果は目で見えないモノが多く、最終的には意思決定権者の判断にゆだねられる
と思います。すべてのコミュニケーションツールを使いこなすのは難しいです
し、それほど道具ばかり使わなくてもいいとは思いますが、様々なツールに対
してある程度の理解をしておくことは必要ではないかと考えています。
道具や思考は、常に進歩・変化しています。50年前は戦後復興で大変だった国
が、今では経済大国。生きた化石になってしまわないように、自分の頭の中も
常に進歩・変化させていきたいものです。
2001.08.22