[目からウロコのインターネット活用術]
デジタルカメラ
前回、IT版「弁慶の七つ道具」として案内しましたデジタルカメラについて。
人に何かを伝える際に言葉でどんなに説明しても、たった一枚のビジュアルに
かないません。それほど写真や映像などは説明力があり、それをいつでも手軽
に利用できるのがデジタルカメラです。
フィルムを利用するカメラと違って、現像する必要がなく、失敗してもすぐに
消すことができ、撮影した画像を加工することもでき、なおかつメールで送信
することもできるのです。こんな便利なことはありません。
例えば、屋外看板の候補地を調査しにいった場合。
デジタルカメラなら、撮ったその場で撮影した画像を確認して失敗を防ぎ、会
社に戻ってすぐに他の人間にも見せることができ、さらに撮影画像に看板の図
柄を入れて「もしここに看板があったら」という画像を作成し、それを遠隔地
の看板制作業者にもすぐに見せる、などという芸当があっという間にできます。
フィルムを利用するカメラでしたら、その10倍ほどの時間はかかることでしょ
う。
最近のデジタルカメラの利用事例としては、新聞記者が「いつでも」スクープ
を撮影する、工事現場で確認のために「何枚も」撮影する、リフォーム会社が
提案するイメージ図のために「加工する」、冒険家が撮った画像を「どこから
でも」メールに添付して送信する、などということが行われています。
仕事に活用できるデジタルカメラ、お一ついかがでしょうか。
2001.06.13