[目からウロコの企業Web活用術]
広告の効果を測定する
広告内容Aで広告媒体Bを通じて広告を出すと、1,000の反応があって、そこから
10の注文があって、利益がいくらになる。そんな風に広告の効果が明確にわか
れば、広告展開を検討するのも楽ですよね。実際には様々な内容が絡んでいて、
1+2=3などといった簡単な公式にはならないものですが、どうなるかさっぱりわ
からない広告を打つほど不安なものはありません。ここはしっかりと効果を測
定しようではありませんか。
ホームページのプロモーションで、こんなことは気になりませんか?
・アドワーズとオーバーチュア、どちらが効果的だろう?
・キーワード広告のキーワードは何が効果的なのだろう?
・毎週出しているメールマガジン、どの号が効果的だったのだろう?
・懸賞サイトにたくさん登録したけど、どこのサイトに出すのがいいのだろう?
・プレスリリース配信で、どの媒体が関心を持ち、どこに掲載されたのだろう?
・1to1メールを送ったけど、誰がどこをクリックしてくれたのだろう?
これらをしっかりと把握していれば、広告の予算を最小限にとどめて最大限の
効果を発揮できるように、データを元に工夫することができますよね。
例えば、グーグルのアドワーズに毎月10万円投資すると、利益が20万円になる。
そんなようなことがわかっていれば、アドワーズに出稿しまくれという判断が
簡単にできます。これが効果を測定できていないと、なんとなく良さそうだっ
たから来月も出してみようかな?などと勘に頼った不安な判断基準になってし
まいます。もちろん、データを元にした明確な判断ができた方が良いというこ
とになりますね。
ホームページの場合は、アクセス解析もしくは広告効果測定ツールなどを利用
して効果を測定することが可能です。弊社で提供している「いちにのアクセス
解析」でも「マーケティングID」という機能を利用して、広告の効果を測定す
ることができます。「マーケティングID」広告やユーザー毎にIDを割り振って、
そのIDを元に解析する機能です。また、広告予算や投資効果までもわかる広告
効果測定ツールもいくつかあるようです。
広告効果以上に広告効果測定にお金をかけては本末転倒ですので、自社の状況
に合わせて無料・有料のアクセス解析や広告効果測定ツールなどを検討されて
みてはいかがでしょうか?
いちにのアクセス解析「マーケティングIDの使い方」
http://www.12no3.com/access/marketing_id.htm
以前はマンション営業をしていましたが、その際にダイレクトメールやポスト
に投函するチラシの返送ハガキ1枚1枚に、居住形態などを表すちょっとした印
などをつけていたことを思い出すと、今は効果測定も便利になったものだとあ
らためて思います。活かさない手はありません。
2003.06.11