[目からウロコの企業Web活用術]
インターネット時代のネーミング
イーナチュラルのアクセス解析ASP「いちにのアクセス解析」は、なぜ「いちに
のアクセス解析」なのか? これには理由があります。
ブランド効果の発揮できる大企業などであれば、英語表記の素敵な表現でもか
まわないかもしれませんが、中小企業の会社名やサービスでインターネットを
意識したものであれば
・誰でも読める
・覚えやすい
・パソコンなどで入力しやすい
・内容がイメージしやすい
などが重要ではないでしょうか。
例えば
・わかる人にしかわからなそうな「解析ハンター」
・覚えきれない「Internet User Finder System DV1」
・入力に手間取りそうな「いっちにっのログ解析」
・何のことかすぐにはわからない「AAA Super xG」
などとしてしまうと、色々なところで弊害が出てきます。
ご存じのように、何か捜しものをする時にほとんどの方が検索エンジンに思い
ついたキーワードをそのまま入力します。「アクセス解析」を探している人は
「アクセス解析」と入力しますし、以前に見つけた情報に再度たどり着こうと
思って入力するキーワードは、やはり会社名やサービス名なのです。せっかく
自社のサービスを探している方に情報を届けられないほど悲しいことはありま
せんので、ご注意ください。
また「いちにのアクセス解析」が「いちにのログ解析」でも「いちにのアクセ
スログ解析」でないのにも、明確な理由があります。一般にこのようなサービ
スをイメージする言葉として「アクセス解析」が圧倒的に多いのです。人によっ
ては、「ログ解析」「アクセスログ解析」が思い浮かぶ方もいらっしゃるかも
しれませんが、その差は歴然としてます。
会社名を変えるのは大変ですが、新しい商品やサービスを立ち上げる際にはシ
ンプルでわかりやすいネーミングを意識してみてはいかがでしょうか?
しかし、一つだけ注意点があります。分かり易すぎても困るのです。例えば
サービス名を「アクセス解析」という一般的な名詞などにしてしまうと、逆に
埋もれてしまって、いくら検索しても見つけられにくくなってしまうのです。
2003.04.23