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[目からウロコの企業Web活用術]

プロセスを解析する

文/イーナチュラル :: 2003.03.12

辞書によると、
「原因」とは、ある物事や状態を引き起こしたもと
「結果」とは、ある行為・原因などから生じた状態
とあります。

ホームページにおける「結果」といえば、ユーザーの購入や問い合わせといっ
た行動が、一番わかりやすい「結果」となるでしょう。「今月は、問い合わせ
10件です」「今月は、100個売れました」「今月の売上は、100万円です」など
など、社内の会議でも出てきそうな内容です。

さて、その「結果」をもっと向上させるにはどのようにしたらいいのでしょう?
サイト訪問者が増えればいいだろうと、検索エンジン最適化をする、メルマガ
広告を出す、懸賞を企画する、GoogleやOvertureに広告を出す、などとアイデ
アを膨らませるのも一つです。どれもやった方が良さそうな施策ですが、やっ
たことをきっちりと検証できる状態になっていないと、あまりやる意味はあり
ません。つまり「結果」を引き起こす様々な「原因」や、「結果」に至るまで
の「プロセス」を知らなければならないということです。


このあたりを詳しく知りたい
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

)) ))
「原因1」 → (( ((
「原因2」 → )) ))
「原因3」 → (( 「プロセス」 (( → 「結果」
「原因4」 → )) ))
「原因5」 → (( ((
)) ))

例えば
・何人の人が問い合わせページを見て、問い合わせが10件となったのか?
・問い合わせをした人は何がきっかけで、サイトに訪れたのか?
・検索エンジンからはどんなキーワードで来ている人が多いのか?
・どのページでサイトから去っていく人が多いのか?
・サイト訪問者が何人いれば、問い合わせが1件となるのか?

など、知りたいことは山ほどあります。これらが複合的に絡み合って「結果」
が導き出されますので、「原因」や「プロセス」の解析は欠かせません。

ホームページの「プロセス」解析にはアクセス解析があります。しかし、アク
セス解析も、ただ実行すればいいというものではありません。アクセス解析を
アクセス解析に終わらせるのではなく、「プロセス」の解析や「原因」の特定
ができるように試行錯誤を繰り返されていく地道な検証作業なのです。

・ページの文章に手を加えたら、クリック率が何%増えた
・検索エンジン最適化をしたら、検索エンジンからのアクセスが何件増えた
・メルマガに広告を出したら、何クリックあって問い合わせが何件増えた
・Google Adwors広告経由で来た人が、何件問い合わせが増えた

のように、自らがやったことを明確に検証するようにしていくと、この手法が
これくらいの成果ならこっちはこれくらいかな?などという推測の精度も増し
ていきます。周りの声に影響されながら闇雲にホームページをいじったりプロ
モーションするのではなく、自社のホームページのアクセス解析という生のデー
タを活かさない手はありません。

「原因」→「プロセス」→「結果」という一連の流れを解析して、効果的な対
策を打ちましょう。

いちにのアクセス解析
http://www.12no3.com/access/

2003.03.12


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