[目からウロコの企業Web活用術]
直感的に理解できるサイト
イーナチュラルで目指しているのは「ホームページをできる営業マン」にする
ことですが、相対する営業活動と違ってホームページの場合にはユーザーが自
らの意思で行動するため、直感的に理解できるサイトでなければなりません。
わかりにくければわかりにくいほど、ユーザーが希望のものを見つけられなかっ
たり、注文をしようと思っても面倒になってやめてしまったり、何が何だかわ
からなくて帰ってしまったり、というような現象が起こります。
わかりやすくて的を得た話をしてくれる営業マンと、相手の気持ちを理解でき
ずに一方的に話すだけの営業マン、自ずと成績は変わってきます。それと同じ
で、ホームページもわかりやすくなければユーザーが問い合わせや購入といっ
た行動を起こしにくくなるのが現実です。
直感的にわかりやすいかどうかを試すには、ユーザビリティーテストを行うの
がいいのでしょうが、ホームページ自体にかなりの売上や利益が期待できると
ころでなければ、そこまでの費用はかけられないのが実情と思います。そこで、
何とか自分が成り代わるしかありません。一般的なユーザーやターゲットユー
ザーになったつもりで、ホームページを見る、クリックする、しない。運営側
の業界人ではなく、ホームページに訪れる側のユーザーになったつもりで読む、
動く。などと成りきりが肝心です。
ホームページのトレンドや一般的という言葉自体の定義も常に進化し続けるご
時世。全くといっていいほど直感的に理解できないサイトや、時代の流れと共
にだんだんと理解にしにくくなってきたサイトは、改善の必要があるかもしれ
ません。
2002.10.09