[コレが気になる!]
5倍の平均閲覧ページ数
皆さんは自社サイトから問い合わせてくれた訪問者が、どれくらいの数のペー
ジを見てから問い合わせに至っているのか、調べたことはありますか?
いくつかのサイトで、問い合わせをした訪問者の平均閲覧ページ数と、全体統
計の平均閲覧ページ数を比較した結果は、
問い合わせ有:全体
サイトA: 14.2:2.7 5.26倍
サイトB: 32.9:6.6 4.98倍
サイトC: 8.9:2.9 3.07倍
サイトD: 38.7:4.8 8.06倍
※弊社提供の解析ASPサービス「いちにのアクセス解析」にて調査
http://www.12no3.com/access/?mm=134
概ね5倍ほど多く、様々なページを閲覧してから問い合わせに至るケースが多い
ようです。サービス内容はもちろんですが、会社概要、事例集のようなページ
の閲覧割合が多少高くなる傾向があります。
訪問者が問い合わせを検討する時、他に自分に合ったサービスが無いかどうか、
その会社が信用できる会社かどうか、「お客様の声」のような雰囲気が判る内
容があるかどうかなど、様々な内容を吟味していることが判ります。
SEO・SEMに始まり、様々なWEBマーケティングの手法が「初めの1ページ」への
集客をサポートしてくれますが、そうやって増えた母数から、いかにして問い
合わせに繋げるか?という部分も平行して手を入れていく必要があります。
多くのページを閲覧してもらう為には、構造の問題(ユーザビリティ・アクセ
シビリティなど)と、コンテンツ(文章・イメージなど)の二面を考慮する事
になります。見づらく、魅力の感じられない内容では何ページも見られる事は
無くなってしまいます。
サイト改善をする際には、必ず改善前と後のページビュー、問い合わせ率など
の変化を比較するようにしましょう。改善したつもりが、実際には良くない結
果になっていることもあります。
2006.08.09