[コレが気になる!]
トップページの閲覧率は32%と8%
ホームページを立ち上げたリニューアルしたりする際、トップページへ掲載す
る内容について長い時間をかけて検討することが多いと思います。トップペー
ジはサイト全体の顔であり、当然のことでしょう。しかし、「トップページか
らどこどこへ誘導して、そのあとここを見てもらう」というような企画は少し
再考の余地がありそうです。
トップページを閲覧する状況は大きく分けて2つあります。一つは外部のリン
クや検索エンジンからの外部アクセス。もう一つはサイト内からトップページ
へ移動するサイト内アクセス。この2つがどれぐらいの数値なのか弊社で保守
をしている顧客の平均値を求めてみました。その結果、外部からトップにアク
セスする数値は32%、内部からトップにアクセスする数値は8%でした。ち
なみにたいていのサイトでは各ページからトップページへのリンクはページ内
に2つ以上あります。作り手が思っているほど、閲覧者はトップページを見て
いないのですね。数値は全体アクセス数ではなく、全体訪問者数をトップページ
を閲覧した人数(サイト内から、サイト外から)で各々割っています。
上記を考慮すると、どうしても見てほしいページへのリンクはトップページだ
けでなく、各ページに掲載する必要がありそうです。階層メニューのリンクと
は意味合いが違いますので、単純にリンクテキストだけでなく、何について記
載されているか簡単な説明とともに記載してある「トピックスリンク」として
ページのどこかに配置するのが効果的ではないでしょうか。
イメージとしては、スーパーに複数の入口がある際、どこの入口にもフロア案
内の他に、催し事や広告を掲載している感じですね。
2004.05.26