[コレが気になる!]
検索エンジンからのアクセスが96%
既存のあるお客さんのサイトのリニューアルを提案することになり、サイトの
目的である「問い合わせをもらう」という視点からアクセス解析を行いました。
実際に問い合わせしてきた人がどのようにサイトを知り、どれぐらいのページ
を閲覧し、問い合わせをしたか個別に見ていくことにしました。最近の50件問
い合わせ者のアクセスの足跡を見たのですが、改めて実感させられることがい
くつかありました。
一番気になったのではサイトに訪問するきっかけです。このサイトは96%が検
索エンジン経由のアクセスでした。その結果、最初に見るページのほとんどは
サービス紹介のページでした。サイトを設計した際、当然このようなことは想
定したのですが、その後トップページに移動してこちらの意図したナビゲート
に従うという思惑がありました。実際にはそのままサービス事例や紹介ページ
を閲覧し、て会社案内などを閲覧した後問い合わせをしています。トップペー
ジからニーズによるサービスを紹介したページへ誘導しているのですが、あま
り閲覧されていない状況でした。
検索エンジンからのアクセスが96%ということは、サイトの入り口がトップだ
けではなく多様化しているということであり、その入り口からどのように閲覧
してほしいページに誘導するかが重要になります。ナビゲーション用のリンク
が多すぎても使いづらいのですが、逆にグローバルメニューと同じ階層のメニュー
しかないようなメニューだと、せっかくのページが見てもらえないなんてこと
起こります。最適なナビゲーションは使い手によって変わりますので、試行錯
誤しながら時間をかけて行うべきなのでしょう。
すべてのページをサイトへの入り口と考えた場合、あなたのサイトはきちんと
機能しますか?
2004.03.10