[コレが気になる!]
ページ移転に4つの手法
Googleの更新でページランクが急になくなったサイトがいくつかありますが、
どうやら特定ドメインにアクセスしているのに、違うページへ自動的に移動す
る仕組みを入れているところが対象となった様です。
ドメインが変わった際やHTMLファイルの名前を変更した際、「このページは移
動しました。5秒後に移動します。」のようなメッセージを表示して移動する
ことはよくありますが、実はページの自動移動には大きく分けて4つの種類が
あります。
1.Webサーバーの設定による移動
2.CGIやPHPによるヘッダ出力による移動
3.HTMLのヘッダ情報による移動
4.HTML内のJavaScriptによる移動
1 自社サーバーのサーバー管理者でないとできませんのであまり使われません。
あるドメインに接続すると移動するリダイレクトという機能です。
2 ホームページを閲覧するための通信プロトコルhttpのメソッドのHEADと呼ば
れる情報が入る場所に転送先とアドレスが入ったものです。
下記がそれにあたります。
http://www.12no3.com/test2.php
広告代理店が効果測定をする際、直接リンクを張らずにアクセス状況などを
把握しながらリンクさせる場合や、アフィリエイトプログラムのリンクで使
われることが多いです。
3 HTMLファイルの<head>の後に
<meta http-equiv="refresh" content="10;URL=http://www.12no3.com/">
を入れます。
これで10秒後にhttp://www.12no3.com/に移動します。
4 JavaScriptによる移動はHTMLの中に下記の様に記述します。
<script language="javascript">
<!--
window.location.replace("http://www.12no3.com/");
//-->
</script>
移動の目的やシステム環境などによりどの方法を採用するかはおのおの違いま
すが、今回ページランクがなくなったのは同一ドメイン内で1か2を使ってい
るパターンだったのではと思います。決してスパム行為ではないにもかかわら
ずいきなりページランクが0になっているところもありましたので、ページの
自動移動には注意が必要そうですね。
2003.06.11