[コレが気になる!]
SEOのため、階層は「-1」を意識
ここ一年で検索エンジン経由のアクセスの重要性が注目を集め、トップページ
を中心に検索エンジン最適化を行ったり、他のサイトからのリンクを増やした
りして、ホームページを検索エンジンの中で目立たせる努力が続いている。
私たち自身も自社サイトに関して同様のことを行って、さらにアクセス解析に
より検証をしている。一般的に検索エンジン最適化というとトップページにど
のように誘導するかということかが重要になるが、アクセス解析をすると、トッ
プページではなく、商品やサービスのページに直接来ることが多い。特に複数
キーワードを入力してからのアクセスはその傾向が顕著になる。商品アイテム
が多い企業ほど、トップページだけでは商品や特質を記述することができず、
検索エンジンから個別ページへ直接アクセスされることが多い。
そこで個別ページに対してもページを最適化するのだが、検索エンジン最適化
で重要となるGoogleのページランク(*1)は自社のリンク元からもらうことがほ
とんどであろう。そしてこのページランクは一般的にトップからのリンク階層
(そのページにたどり着くまでトップページから何回クリックしなければなら
ないか)が深くなればなるほどページランクが下がっていく。トップから1階
層目はトップと「同じ」か又は「-1」、さらにその下の階層はトップから「-1」
又は「-2」となってしまう。
もし、商品の詳細情報のページが【トップ > 商品一覧 > 商品 > 詳細情報】と
いう4階層目にあったとするとたとえトップページがページランク5だったとし
ても良くて「3」最悪は「2」以下になってしまうのである。これではいくら最
適化されたページでもなかなか検索結果の上位には表示されず、アクセスされ
ないこととなってしまう。ホームページをリニューアルして検索エンジン最適
化を行う場合はこの「-1」を意識して、ページではなくサイトの構成を考える
必要があるだろう。
(*1)Google ページランクについて
http://www.google.co.jp/intl/ja/why_use.html
2003.02.12