[コレが気になる!]
携帯への情報配信に83%が便利と答える
「携帯電話にキャンペーン情報をタイムリーに送れば、パソコン向けEメール
へ同報でセールスメールを送ったときよりも効果があるのではないか?しかし
送る情報が見当違いであったりタイムリーでなかった場合は、反感の方が高く
貴重な見込顧客を逃してしまうのでは?」オンラインショップを運営している
Webマスターなら、そう考えたことは何度かあるのではなかろうか?
その疑問に一部応える統計データが公表された。「常に身に着けている機器
に情報が配信されることについてどう思いますか?」という質問に関し、83%が
便利だと思うと回答しているとのこと。この数値はニーズとマッチしていれば
携帯メールであっても、セールスメールとして有効に活用出来ることを示して
いる。ただし、現状のスパムメールがパソコン向けのEメールより氾濫してい
る携帯メール向けにセールスメールを行うということは、かなりきちんと顧客
ニーズにマッチさせる必要がある。顧客が必要とする情報は何か、タイムリー
とはどんな時か。これを間違えばスパムメールの仲間入りである。
扱っている商材が消耗品であれば、それが使い切られるタイミングに顧客向け
キャンペーン価格でセールスするメールを送付。季節物やイベント時期などの
特定時期に購入される商材であれば、その時期に個別メールを送付する。この
ように、場合によっては有効になるパターンが想定できるが、実現するには顧
客毎にイベント時期を記録しておき、その時期に逃さずメールを送付しなけれ
ばならない。手作業で行ったら途方もない作業になるだろう。セールスメール
というと通常は同報メールをイメージするが、有効なセールスメールは送付す
る時期も個別であり、紹介する商品も個別であるOne to Oneメールである必要
があるということなのだろうか。
実際に顧客属性に従ってタイミング別に個別メールを送信するということを行
う機会が無かったため、その効果はわからないが、是非実践して(システム的
にも・営業的にも)データの裏付けを行いたいと思わせる数字であった。
Japan.internet.comデイリーリサーチ
http://japan.internet.com/research/20030116/1.html
2003.01.22