[コレが気になる!]
検索結果の1ページ目
日本における検索エンジンの代表といえばやはり「Yahoo!Japan」であることは
周知の事実である。そのYahoo!の表示方法が今日から変わった。
今までは(1)カテゴリ・(2)サイト・(3)ページ・(4)ニュース・(5)辞書・(6)ショッ
ピングという大項目があり、キーワードに従い、(1)はYahoo!のカテゴリ、(2)
はYahoo!登録サイト、(3)はGoogleの検索結果、(4)(5)(6)はYahoo!コンテンツ
からを表示していた。表示順はYahoo!に登録されているサイトのタイトルやコ
メントにそのキーワードが含まれていれば(1)のカテゴリと(2)のサイトを表示
し、なければ(3)のGoogleの結果を表示するという仕組みになっていた。
今日から新たに「ダイジェスト」という大項目が追加された。「ダイジェスト」
は検索結果の一番最初に表示され、Yahooの登録サイトと一致しているカテゴリ
と登録されているサイトのうちいくつかを表示している。しかも今まではあい
うえお順に表示されていたものが、今回からはYahooが選考したサイトの順となっ
ている。
注目したいのはダイジェストの1ページ目に表示されるサイトというのが、登
録されているサイト全てではなく、Yahooがあるルールに従って抽出したいくつ
かということである。とうとうYahooにも表示ランキングという概念ができたと
いうことである。
最近はYahooへのビジネスサイトの登録は5万円支払って行うというのが一般的
になってきた。しかしこれからはそれだけでは、登録されてもなかなか表示さ
れない可能性があるということである。今回の「ダイジェスト」という1ペー
ジ目に表示される大項目は検索エンジン対策の上で新たなファクターが生まれ
たといっても過言ではない。
2002.11.27