製品の技術が進歩し、市場が活性化するとその製品は多様化し差別化を図ろう
と様々な価格や価値を生み出すものになる。今回はそんな事を実感させられる
数字である。

デジタルカメラの販売台数がフィルムを使うカメラ販売台数を超えだした頃か
らデジタルカメラは用途により多様化された。品質を求め高画質、高性能になっ
たもの（７万～１０万）、それなりの機能でそれなりの画質をもったもの（３
万円ぐらい）。そして機能も画質もあまり高くなく、印刷用途には向かないも
の（１万円以下）である。３番目のデジタルカメラをパソコン誌などではおも
ちゃデジカメと呼んでいる。今回は5,586円で購入したこのおもちゃデジカメ
の可能性を探ってみた。

カメラの性能としてはあまりお薦めできるものではないのだが、パソコンと接
続し、PCカメラとして利用した時、新たな価値を生み出した。いわゆるライブ
カメラというものが簡単にできてしまったのだ。テスト運用として事務所の窓
から見える首都高の映像をみなさんにお伝えしたいと思う。ひとまずは、下記
URLからアクセスしてほしい。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.enatural.co.jp/live
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必要としたものは、おもちゃデジカメと呼ばれている分類のカメラ(5,586円）、
CPUパワーが遅くて実用に耐えられなくなりかけていたパソコン、LANケーブル、
フリーのソフトウェアである。つまり投資は5,586円のみで上記のライブ配信が
できるのである。

今回はたまたま首都高情報であるが、下記の様に使う事も可能である。
・レストランなどサービス業の混雑状況を配信
・遠隔地の天気や自然状況などの状況を配信
・飼育植物などの自動観察記録

なお個人的には自宅ペットの様子を見るということにも使われ始めているよう
である。

利用したカメラ（Che-ez!babe）
http://www.che-ez.com/babe/index.html
利用したソフト（Live Capture!）
http://www2.wisnet.ne.jp/~daddy/lc/LiveCap_info.html