[コレが気になる!]
インターネットの地域格差が3.2倍
インターネットは、地域や時間に関係なく利用できるものです。しかしながら、
実際のところの利用格差は最もインターネット普及率の高い神奈川県の44.5%、
一番低い秋田県で13.8%となり、なんと3.2倍もの利用格差があります(個人
宅での利用)。せっかくの情報地域格差を是正できるツールでありながら、な
んとも残念な数字であります。
インターネットを利用するにあたって、ISDNやADSLといったインフラが整うの
も東京や大阪を中心とした大都市圏がまず先であり、地方への導入は二の次と
なっているのが現状です。人が多いところに設備を導入するのは経済原理から
みればやむを得ないことですが、ケーブルテレビや独自の通信網を敷いている
地方もありますので熱心に探してみてはいかがでしょうか。また、回線速度や
快適さといったインフラに関しては目をつぶっても、ほとんどの地域にISDN回
線が敷設されてますから、64kの通信速度は確保できるはずです。インターネッ
トを利用した情報発信・情報取得で、地域間の情報格差を減らしましょう。
※ビデオリサーチネットコムのインターネット普及率調査(2000/9)
http://www.vrnetcom.co.jp/press/pressdata/0010032_1.html
2001.04.25