[IT活用↑天国と↓地獄]
リモート操作でディスプレイいらず↑
仕事でパソコンを使うことが多くなると当然そのデータを共有したり、安全な
状態でバックアップを取っておきたいという状況になります。そこでサーバー
の出番です。実際にはいつも電源が入っていて、誰の物でもないパソコンの事
をそう呼んでいるだけなのですが...(サーバーとして売られているマシン
は見かけはパソコンですが、色々なところで二重化されていて、値段もそれな
りです)
サーバーに入ったデータは毎日決まった時間にバックアップを行います。また
特定の時間になるとインターネット上にあるデータをダウンロードしてます。
しかし私どもがサーバーと呼んでいるパソコンにはディスプレイがついていま
せん。リモートコントロールソフト(*1)と呼ばれるものを入れて自分のパソコ
ンから操作しているのです。しかもパソコン側はインターネットエクスプロー
ラーを利用するので、特別なソフトは必要としません。つまりLANにつながっ
ていればどこからでもサーバーを操作できるのです。技術的にはインターネッ
ト経由でも操作可能です。セキュリティを考えると恐ろしくてできずにおりま
すが...
また、常時起動している必要があるパソコンに対しては、この他にインスタン
トメッセンジャーと呼ばれる部類のソフトウェア(弊社ではYahoo! メッセン
ジャー)をインストールしておきます。このソフトウェアはインターネット上
にサーバーと絶えず通信している為、不具合などでパソコン又はこのソフトが
動かなくなると、登録しているメンバーにオフラインになったことを知らせる
機能を持っています。本来は離れたところにいる人とリアルタイムに会話をす
る為のツールです。これを利用し、サーバーが稼働している事を監視している
のです。(前回のライブカメラ用PCもこれで稼働監視をしております)
このようにパソコンはディスプレイだけでなく、ネットワークを利用して状態
を見ることもできます。あるソフトの専用端末であるがために、その席に移動
してデータを入力したり、ソフトウェアの設定やインストールの為に地方の支
店に出張している方はこのようなソフトで業務を軽減できると思います。
(*1)手元のパソコンでリモートパソコンを操作するソフト
http://www.forest.impress.co.jp/library/vnc.html
2001.11.28