[IT活用↑天国と↓地獄]
無効アドレスチェック↓
私どもの会社に登録しているSOHOスタッフへ依頼メールを送付したときの失敗
話です。
今回はかなり大量の依頼メールを送信する必要がありました。通常、依頼のメ
ールを送付してもスタッフさんのメールアドレスが変わっていて、エラーメー
ルが返ってくることがよくあります。しかもそのタイミングがまちまちで、商
談のメールかと思いきやエラーメッセージだったりすると仕事の士気も下がっ
てしまうという状況が多々ありました。今回はそれを一掃するチャンスだと意
気込み、One to Oneメールシステムを利用して依頼文書を送付しました。エラ
ーの数も大量だろうと思った私は、エラーメールが帰ってきた場合は別のメー
ルアカウント(error1@enatural.co.jp)に届くように設定しました。(メール
ヘッダと呼ばれるヘッダの[Errors-To:]という項目に送信者とは別のアドレス
を入力するとその宛にアドレスにエラーが戻ります)これでエラーメールに業
務を邪魔されることなく専念できるとくつろいでおりました。ところがエラー
メールが一通も戻ってきません。3日くらい経っても一通もエラーがないので、
これはおかしいと思い調べてみました。そうです。エラー受信用のメールアカ
ウント名(error@enatural.co.jp)を間違えていたのです。エラーメッセージに
対してエラーメッセージを返すというお粗末な結果となり、結局エラーメール
の洗い出しはできませんでした。
「策士、策におぼれる」とはまさにこのことですね。
2001.05.23