[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
「検証」を意識してみよう
新規サイト制作やリニューアルには多くの場合で目的があるはずで、
同時に目的を達成したかを判定するゴールも設定されるでしょう。
その目的とゴールを達成すべく、お客様やそれをアシストする
私たちのようなWebマーケティング・制作会社は、知恵を縛ったり
汗をかいたり、様々な努力を積み重ねます。
さて、そうした努力の結晶のWebサイトも、
晴れて一般に公開になればサイト公開になれば自ずと結果が
現れます。
・見込んだ成果が得られた、バンザーイ!
・うーん、泣かず飛ばず、しょんぼり...
出来れば全てのケースで成功であって欲しいところですが、
野球の首位打者でも打率は3割程度で、つまりは10回に7回は
失敗するわけですから、実際にはさらなる努力を求められる
ことは多いです。
この時に重要になるのが「なぜそうなったのか」という検証です。
「当初のプランから何が想定通りに機能しなかったのか」
「そもそも企画段階での想定に見落としがあったのでは」
「想定していたページ導線をユーザーは辿っているのか」
etc...
失敗から学ぶことは実に多いです。
逆に幸いに成功した場合でも同様のことが言えます。
「事前のシナリオに沿った形で成果は得られているのか」
「予想外のユーザー行動で、予想外の成果は得られていないか」
「より成果を得るためにボトルネックになっている点はないか」
成功をエンジンにして、さらなる改善へとつなげることが可能です。
いわゆるPDCAサイクルの中の「C」にあたる部分であり
特に目新しい話ではありません。
ただ新規サイト制作やリニューアルではサイト完成がゴールとなり、
検証はなおざりになりがちです。
が、そこはゴールポストをちょっと動かしていただいて、
サイト完成後の検証も視野に入れてリソース配分をいただけると、
サイト改善のよいサイクルを回すことで出来ると思います。
2025.02.12