[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
Web改善のためのステップ
先日、山を走っているときに、
久しぶりにグキッと捻挫をしてしまいました。
アドレナリンも出てたのか、
気合で走って動ける程度で済んで良かったです。
帰宅後、近所の整形外科へ行きまして、
診察→検査→診断→治療と進んでいきましたが、
これ、Web改善と似たステップだと思いました。
捻挫で病院へ行くと、一般的に下記の流れで対応されるはずです。
1. 診察:医師による問診・視診・触診で、症状を確認。
2. 検査:レントゲンやMRIなどの画像診断で、損傷の程度を把握。
3. 診断:検査結果を基に、捻挫の程度や具体的な治療方針を策定。
4. 治療:方針に基づいて、投薬・手術・リハビリ等の治療を実施。
つまり、現状把握なしに、治療も手術もしないということです。
これがWebマーケティングやWebサイトのリニューアルになると、
意外にいきなりデザイン案を作りたくなったり、
とにかく期限に合わせて急いで実施したり、というのを耳にします。
しかし、お医者さんと同じく
調査や検査なしに実行するべきではありません。
今まで構築・運営してきたウェブサイトは、
企業によっては10年、20年、30年という
実績を積んだサイトがあるでしょう。
実績があるからこそ、その現状をしっかり把握し
「◯◯を★★に改善すれば成果が出る!」
とわかってから取り組むことで、より成果が得られやすくなります。
病院のステップと同様に、計画的にアプローチすることが重要です。
Web改善においても、以下のようなプロセスをオススメします。
1. 要件定義:ビジネス目標や改善ニーズを洗い出して明確化。
2. 調査:市場調査や競合分析を行い、現状の問題点や改善点を把握。
3. 設計:調査結果を基に、サイト構造やシステム・デザインを計画。
4. 構築:設計に基づいてサイトを制作し、必要な機能を実装。
時間とリソースを最大限に活用して成果を獲得するためにも、
要件定義・調査・設計といった構築前の工程を確実に行いましょう。
というわけで、Webマーケティングの課題解決も
「いきなり実行せずに、きちんと調べましょう」という話でした。
2024.05.22