Webでもリアルでも顧客の心をつかむために、
キャッチコピーの重要性は言うまでもありません。

ついさきほど無性に牛丼が食べたくなり、
吉野家さんに行ってきまして、
あの有名なキャッチコピーを思い出しました。

あれっ？、どんな語順だったかと調べてみると、
2000年代は「うまい、やすい、はやい。」だったのですが、
1970年代は「はやい、うまい、やすい。」だったとのこと。

ひらがな3文字ずつのシンプルな言葉の順番を変えることで、
意味するメッセージ性も大きく変わったことでしょう。

この３つのひらがな、どんな業界にもあてはまりそうな
３つの軸でコピーが構成されています。

うまい＝品質軸
やすい＝価格軸
はやい＝時間軸

品質はより良く
価格はより安く
時間はより早く
というのは、どの業界でも求められがちですよね。

で、この３つ、順番だけで６通りになります。

うまい、やすい、はやい。　＝品質最優先、価格→時間
うまい、はやい、やすい。　＝品質最優先、時間→価格
やすい、はやい、うまい。　＝価格最優先、時間→品質
やすい、うまい、はやい。　＝価格最優先、品質→時間
はやい、うまい、やすい。　＝時間最優先、品質→価格
はやい、やすい、うまい。　＝時間最優先、価格→品質
↑
文字をジーッとみてるとゲシュタルト崩壊してしまいそうですが、
Webでもリアルでも顧客への伝え方の強弱、
色々な内容や優先順位が考えられると思います。

お客さまひとりひとりによっては、事情が違うこともあるでしょう。

例えば、予算がかなり少ない場合は
「やすい、やすい、やすい。・・・」を求められるでしょうし、

絶対に失敗したくないプロジェクトなら、
「うまい、うまい、うまい。・・・」かもしれません。

納期が最優先なら、
「はやい、はやい、はやい。・・・」の可能性もありそうです。

貴社のWebサイトを訪れる方は、
何をどんな順番で求めているでしょうか？

この３つの軸がピタッと顧客ニーズにあてはまると、
これまで以上に注文や問い合わせが増えることでしょう。