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GoogleもチャットAIをやるそうです
前回のコラムでチャットAIのChatGPTの話題に触れましたが、
その後、思った以上のスピードで認知が広がった感があります。
一方で、技術としては面白いし使えそうな予感もするけど、実用と
なると難しいところも多いのではと個人的には感じていたので、
インターネットから知見を得るツールとしての検索エンジンは
しばらく安泰かなと思ってましたが、当のGoogleが動いてきました。
Googleもやるとは思ったけど、思ったより全然早かった。
Google、ChatGPT対抗の会話型AI「Bard」 - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1476456.html
Google Japan Blog: AI の次の重要な一歩
https://japan.googleblog.com/2023/02/ai.html
Bard(発音はバードでいいんですかね)という名の
会話型AIサービスを限られたテストユーザーに公開したのちに、
広く一般にも利用出来るようになるとのことです。
サービスの詳細はまだ分かりませんが、おそらくChatGPTのように
質問に対しての答えがその場で得られるようなサービスになるので
しょう。
このようなチャットAIのサービスが、従来であれば検索エンジンが
担ってきた役割をどの程度置き換えることになるか分かりませんが、
影響がゼロということはなさそうです。
そうなると、今まで検索エンジンを通じて得られた集客が
一部失われる可能性が高いと言えます。
検索エンジンを通じた集客の手段で、よくある質問コーナーに
自社ユーザーが検索しそうな質問を多数掲載しておいて、
そのページを入り口にした訪問ユーザーを確保するという
やり方があります。地味ですが、割と効果がある手法です。
でも、チャットAIが質問に対する答えをその場で提示するように
なると、このような手法は輝きを失ってしまうかもしれません。
一方で、チャットAIが旧来の検索エンジンを全て駆逐することは
なく、なんらかの形で共存共栄・棲み分けがなされると思います。
しかしGoogleのリリースに「AIの計算規模は半年ごとに倍増」と
さらっと書かれていますが、半年で倍って凄いスピードですよね。
私が生きているうちにシンギュラリティを見られるとは
思っていませんでしたが、よもや...
2023.02.08