[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
実用的なAIはもうそこに。
半導体の計算能力の向上とともに、AI(人工知能)という言葉を
頻繁に見かけるようになったのは、この5年くらいでしょうか。
程度の差はあれど、特にITの業界では右を向いても左を向いても
AIの言葉を見かけることが多く、じゃあヒトはどこで何を考えて
いるのかと、ちょっと心配になることもしばしばです。
現状ではAIに全ても問題解決を求めるのは無理筋というもので、
「どうやったら自社の問い合わせを増やせるか?」といった上流に
あたる課題解決には、まだまだ人の知恵が必要とされそうです。
一方で、膨大な情報の組み合わせの中から最適解を見つける、
と言った課題では、AIは実用に足るクオリティになりつつあると
実感もあります。
Webマーケティングであれば、集客目的の検索キーワード選定や
リスティング広告の出稿キーワードとその組み合わせあたりが
該当するでしょうか。
いずれも最終的には人の手で調整が必要になりますが、
ベースラインとしては悪くない感じのものが得られるように
なっていると感じています。
昨年末には対話型AIチャットボットの「ChatGPT」が公開されて、
一部で話題になっていました。
ChatGPT
https://openai.com/blog/chatgpt/
向こう側に人がいるような自然な会話と、その内容のクオリティの
高さが話題となっている要因のひとつです。
そして「内容のクオリティの高さ」に着目して
ChatGPTのような対話型チャットが、検索エンジンが担っている
役割を、将来的には奪っていくのではと考えている人も
いるようです。
知りたい情報を検索し、
検索結果から情報が掲載されているサイトに訪れるよりも、
ChatGPTようなチャットボットに質問をして直接回答が得られれば、
その方が利便性が高いのでは、という話です。
実際、ちょっとした質問ではあればChatGPTもそれなりの回答を
提示しますので、この先の進化次第ではありえない話ではなさそう、
というか「ある話」と考えた方が正しいのかもしれません。
2023.01.11