[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
他者に依存するということ
少々前の話になりますが、各社のコンテンツプラットフォーム系
サイトが相次いで閉鎖になることが話題になっていました。
言論サイト「BLOGOS」、サービス終了→過去記事削除 「cakes」「SlowNews」などに続き
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2205/31/news212.html
営利企業が運営している以上、トータルで収益がなければ存続は
難しいわけで、閉鎖という判断もやむを得ません。
ただ個人的にちょっと気になるのは、これまでであれば同様の
サービスが終了になる場合は、そのプラットフォームで発信した
情報を他サービスへ移行する何らかの手段が提供されていたと
思うのですが、最近はバッサリ終了というものも見かけます。
SNSやメタバースなど様々な情報発信方法がある今日でも、
自社ブログによる情報発信は集客・顧客獲得においては、
引き続き有効な施策のひとつです。
その際、企画検討段階で既存の外部プラットフォームを使うことも
検討するのですが、前述のようなサービス終了リスクを考慮すると
最終的には自前の仕組みでやる場合がほとんどになります。
誤解の無いように補足しておくと、外部サービスの利用は絶対に
NGという話ではありません。目的・メリット・デメリットを
バランスした時に、自前でやる・やらないを判断しましょうに
なります。
便利な世の中になったもので、自前で用意せずとも外部サービスを
利用することで、お望み通りの機能を備えたWebサイトを構築する
ことが難しくなくなりました。
それはそれで良いと思いますが、
一方でそのような状態は自社Webサイトの生殺与奪の権利の
外部サービスに握らせている状態とも言えます。
便利なものに安易に飛びつかず、一方で過度な自前主義にならず、
バランスのよい取捨選択が肝要ですね。
2022.07.13