[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
検索上位はちょっと待って??
ちょっと前になりますが、こんな記事が話題になっていました。
トイレ業者のSEO対策に東京都下水道局が「待った」 啓発ポスターがシュールで話題に
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2201/18/news161.html
ポスターのシュールさはひとまず置いておいて、
公共機関から「検索上位にはご注意」というアナウンスが出るのは、
割と珍しいのでは。
水回り不具合など突発的なトラブルはネットで検索されやすいです。
言われるような高額請求する修理業者のサイトが上位に表示されて
いるようであれば、これは検索エンジンの敗北と言ってもよいと
思います。
ということで、記事中にあるように「トイレ つまり」で検索を
してみました。
トイレ つまり - Google 検索
https://www.google.com/search?q=%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%AC+%E3%81%A4%E3%81%BE%E3%82%8A
えーと、上記記事が掲載されたのが今から1ヶ月程前なので、
その間に状況が変わった可能性はゼロではありませんが、
「検索結果の上位」は、自分で直す系の記事が並んでいます。
記事中にあるような業者のサイトは見当たりません。
Googleさんはまともな仕事をしていると感じる検索結果です。
が、「広告も含めて検索結果」とするならば、
確かにファーストビューは修理業者の広告で占められています。
そして私はこういうのに慣れきっていましたが、
改めて見てみると広告と気がつかない人も多数いるだろうなと
感じました。
広告と純粋な検索結果の見た目が、ほぼ同じようになってから
随分と月日が過ぎましたが、個人的には当時も今も違和感が
あります。利用者の誤認を積極的に誘うように感じるからです。
一方で、多くの企業は利用者を騙すつもりで広告出稿しておらず、
自社の商品・サービスが役に立つから知ってもらいたいと
いう思いで出稿しているはずです。
それなのに、広告表現の仕方で思わぬトラブルを生んでいるので
あれば、これは是正されるべき話だと思います。
広告は広告として明確にすべし、と私は思うのですが、
そうしたらそうしたで多分クリック率は大幅に減って、
広告で成り立っている検索エンジン側としては厳しいのでしょう。
難しいところですね...
2022.02.09