[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
予想外のアクセス減少、だけど納得の理由
弊社でサイトリニューアルを手がけた、
とある設備会社のサイトで実際に起こった出来事です。
リニューアル後、ブログや施工事例の記事をコンスタントにアップ
いたこともあって、アクセス数も順調に増えていました。
ところがリニューアルして半年ほど経ったところで、
アクセス数が上げ止まり、翌月からは減少傾向となりました。
特にサイトに大きな変化を加えたことはありませんし、
更新している記事の内容にも問題があるとも思えません。
また、有力な競合他社サイトの出現といった要因も
どうやら無さそうな雰囲気です。
検索エンジンのアルゴリズム変更の影響を受けた?と考えましたが、
その時期に大きな影響があるアルゴリズム変更のニュースも耳に
していませんし、他のお客様のアクセス動向を見るにつけ、
そんなことはなさそうです。
さて長く引っ張りましたが、アクセス減少の原因は程なくして
判明しました。原因は協力会社募集ページのアクセス減少でした。
単純な理由ではあるのですが、
その減った理由がちょっと面白かったです。
工事を一緒に手伝ってくれる会社を募るのがページの目的ですが、
ページ開設後の半年で結構な数の会社が集まったので、
募集を休止することになりました。
その際の対応はページを削除するのではなく、
ページの内容はそのままでページの冒頭に募集休止の一文を加える
というものでした。
上記のような対応をしてから1ヶ月ほど経過してから、
協力会社募集ページへのアクセス数が1/10以下に激減していました。
なぜなら、それまで検索結果の上位に表示されていた協力会社募集
ページがほぼ表示されなくなっていたからです。
募集を休止しているページを検索上位に表示したところで
協力会社に応募したい会社にとっては何のメリットもないので、
納得の検索結果と言えます。
ページを削除すればその分のアクセスが減るのは当たり前ですが、
ページの内容が変わることでアクセス数にあからさまに変化が
現れるのを目の当たりにする機会はあまり無いので、
これはなかなか貴重な経験でした。
そして、検索エンジンはページ内容を理解して検索結果を
表示していることを改めて実感したエピソードでした。
2021.10.13