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[ホームページを「できる営業マン」にする方法]

ページタイトルが書き換わる件

文/田中 秀史 :: 2021.09.08

結構アタマを使って考えている身としては、
勝手に書き換わるのは心情的に微妙なんですけどね...

8月24日からGoogleが導入した「ページタイトルを自動生成」する
機能が、一部で波紋を呼んでいるようです。

Google検索の"勝手にタイトルを変える仕様"に波紋
消費者庁などの注意喚起ページが逆の詐欺タイトルに
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2108/30/news131.html

自動生成がうまく機能せず、正確な意図が伝わらない事例が
出ている様子です。新機能リリース直後にはありがちな話ですが、
熟成が進めば違和感のないものになるような気がします。

Googleによる検索結果でのページタイトル書き換えはこれまでも
あったと思いますが、今回はより積極的に行っている様子です。
珍しく、Googleからも同機能をアナウンスする記事が公開されて
いました。

ウェブページのタイトルの生成方法に関する最新情報
https://developers.google.com/search/blog/2021/08/update-to-generating-page-titles?hl=ja

確かにページタイトルがいい加減なサイトは思った以上に多く、
それらを適切にするだけも集客が改善するケースも
少なくないのは事実です。

そう考えるとGoogleによるページタイトル書き換えは、
埋もれていた良質なコンテンツは光を当てると意味で、
インターネットユーザーの利益につながると言えるかもしれません。

逆にページタイトルに気を使っていたサイト運営者にとっては
どうでしょうか。

冒頭にも書いた通り、心情的には微妙です。
現実に、私の担当しているお客様でも検索結果でのページタイトル
書き換えが発生していました。

「地域名 賃貸 デザイナーズ」で検索した事例です。

▼オリジナルのページタイトル
デザイナーズ物件|地域名の賃貸物件【社名/地域名】

▼書き換え後のページタイトル
地域名の賃貸物件|デザイナーズ物件 - 社名

どのページでも地域名が含まれるとは限らないので、
オリジナルのページタイトルは【社名/地域名】を全ページ共通の
文言としています。そのためページによってはタイトル内で
地域名の重複が発生する場合があります。

書き換え後のページタイトルでは、そういった要素のタブりが排除
されているので、まぁこれはこれでスッキリして良いのではと
感じます。

問題は、どのページでも最適が書き換えが行われているか調査する
手段が見当たらない点です。ページ数が少なければ総当たりで
調査も出来ますが、数百ページ以上になると人力では厳しそうです。

サイトによっては9月以降のアクセス解析結果に、
なんらかの影響が見られるかもしれませんね。

2021.09.08


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