早速ですが、SEOについての簡単なトレーニングです。

下記の文章を読んで、想像をしてみてください。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
あなたは、名古屋市の不動産会社経営者です。
業務改善をして経営状態を向上させたいので、
検索エンジンで色々と情報収集をしています。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

こんな場合、どんな検索をしますか？

制限時間は3秒、
パッと頭に思いついたものを、あげてみてください。

なぜなら、人は検索をする時に、熟考しないからです。

さて、どんな言葉が思い浮かんだでしょうか？

「業務改善」
「業務改善　経営」
「業務改善　事例」
「業務改善　セミナー」
「業務改善　名古屋」
「業務改善　不動産業界」
「名古屋　業務改善」
「名古屋　経営改善」
「名古屋　経営コンサル」
などなど・・・

皆様の頭の中を集合すると、おそらく
何百通りを越える検索キーワードの組み合わせが
あったことと思います。

あえて分類をすると、
・目的
・対象など、やりたいことそのもの
・商品名・ブランド名など、欲しい物そのもの
・地域
・業界
・規模
といった言葉の組み合わせが出てきたことでしょう。

SEOというと、検索エンジンに対して何とかせねば、
と考えがちですが、検索エンジンに検索キーワードを
入力するのは人です。

未来のお客様になる可能性を秘めた方々も多いでしょうし、
既存のお客様もいらっしゃるかもしれません。

これらの「人」が入力する検索キーワードに対して、
適切な検索結果を表示してくれるのが「検索エンジン」です。

よって「検索エンジン」よりも「人」を起点に考えて行動した方が
結果的には思い描いた理想の結果に近づきやすくなります。

検索エンジンは、日進月歩で格段に優秀になっています。

それもそのはず、世界中の優秀な人達が集まって
検索エンジンを開発してくれているわけですからね。

凡人が、付け焼き刃の知恵で検索エンジンの裏をかこう
などと思っても、返り討ちにあってしまう可能性が大です。

Google 対 じぶん、といった勝率が低そうな戦いに挑むよりも、
顧客とのコミュニケーションから言葉を汲み取って、
人に注目したSEOを心がけていただければ幸いです。