[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
Webマーケティング、最適化のジレンマ
自社のWebマーケティング担当者になった場合、
うまくいくであろうWebマーケティング手法を
徹底的に調べることと思います。
Web・SNS・書籍・セミナー・Youtubeなど、
様々な情報源から、実にバラエティー豊かな
Webマーケティングのアイデアが出てきそうです。
・SEOを活用すべき
・Youtube/動画を活用すべき
・インスタ/Twitterを活用すべき
・コンテンツを作り込むべき
・やはり広告だ
・きちんとアクセス解析をしたい
・ランディングページを作成したい
・UXを改善したい
・SFA/CRMと連携したい
・MAを活用したい
その他まだまだ色々出てきそうですが、
これらのアイデア、ところで「効果はあるでしょうか?」
色々な可能性が考えられますが、
効果有無でいえば私の答えは「効果はあります」です。
それぞれ、やればやったなりの効果が期待されます。
ところが「投資に見合った効果はありますか?」や
「A施策とB施策、どちらが効果的ですか?」など、
有無でなく優劣を問うような質問になってくると、
答える難易度が劇的にあがります。
そもそも答えがわかる人が一気に少なくなりますし、
場合によっては実施したところで、
正解だったかすらわからない、ということもありえます。
さて、Webマーケティング手法のいくつかでは、
「◯◯最適化」という表現があります。
SEO=検索エンジン最適化
LPO=ランディングページ最適化など、
各所で使われる「最適化」という言葉ですが、
もともとは、最終的な成果を「最適化」
という意味合いだったはず。
ところが、前述のような施策アイデアを出す段階では
「部分最適」的なことが多く、
企業としての成果は「全体最適」が求められます。
なんとももどかしい状況ではありますが、
そのもどかしさをクリアしつつ成果を積み上げるのが
Webマーケティングの醍醐味でもあります。
会社によって成果の軸は様々と思いますが、
自社の現状、競合他社との相対的な力関係を正しく理解し、
最終成果を最適化できるように、十分にご留意下さい。
2021.05.26