[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
モバイルサイトでひと騒動
「モバイルサイトのないサイト=スマホ対応していない」が、
Googleの検索結果で表示されなくなる。
そんな記事を最初にみたときは、驚きました。
ありえないと思いました。
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1283657.html
と煽っておいてなんですが、リンク先の記事をご覧いただければ
分かりますが、記事初出時のタイトルが間違っていたという
人騒がせな話でした。
誤:モバイルサイトのないサイト
正:モバイル環境で表示できないサイト
ここからは、私が「ありえない」と考えた説明です。
検索エンジンの役割は、検索キーワードの意図に最も沿った検索
結果をユーザーに提供することです。まずは良質なコンテンツが
ありきです。
従って「モバイルサイトがない」だけで、
検索結果に表示されなくなるのは道理的に考えにくいはず、と
初見時から考えていましたが、案の定でした。
モバイルサイト(スマホ対応)は必要か否かは、
今でもよく聞かれます。結論から言えば、今から新規サイトを
作成するのであれば、マストに近いと思います。
AサイトとBサイトがあり、同等レベルのコンテンツを
提供しているとします。このとき、Aサイトはスマホ対応していた
場合、スマホからの検索に関してAサイトが有利になる確率が
高いです。
なぜなら、スマホから閲覧しやすいという点において、
AサイトはBサイトよりも「良質なコンテンツ」と言えるからです。
ただ、スマホ対応していない全てのサイトについて、
スマホ対応が最優先事項かと言うと、個人的にはそうとも
言い切れないと思います。
例えば、アクセス解析でスマホからのアクセスが少ないサイトで
あれば、スマホ対応よりもコンテンツ整備に投資した方が、
長期的な観点から正解になる場合もありうると思います。
一方で、スマホからのアクセスが少ないのでは、スマホ対応して
いないからじゃないの?という仮定も可能なので、考え出すと
キリが無いです(笑)
結局のところ、やれることは全部やるという話になって、
限られた資源をうまく分配して、優先順位をつけて対応して
いくしか、進む道はないんですよね。
2020.11.11