[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
URLは計画的に
コロナウイルス、大変なことになってしまいましたね。
いずれにしても、いま私達に出来ることは不要不急の外出を控えて、
行動は最小限にして、人との接触を避けることですね。
さて不要不急と言えば、一度公開されたURLの変更もSEO上では
不要不急の最たるもののひとつです。下記のような記事を
見かけました。
本当に重要な理由がない限りはURL変更すべきではない、
SEO価値は本質的にゼロ | 海外SEO情報ブログ
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-strongly-discourages-restructuring-your-urls-unless-you-have-a-really-important-reason-to-do-so/
上記の記事にもあるとおり、現存するURLの変更はSEO的には
デメリットが多いことは、現場の経験からも至極納得が出来ます。
一方で、これまでの経験と照らし合わせると、
適切なリダイレクト処理をすれば概ね大丈夫という感覚も
ありますが、保証をされているわけではなく、
ドキドキものであることは確かです。
SEOとはあまり関係ないかもしれませんが、Facebookのいいね数は
URLと紐付いているので、URLが変わるとそれまでのいいね数が
ゼロになってしまいますので、SNS系を深く活用しているサイト
では注意が必要です。
ということで、URL命名ルールは長期にわたっての運用が
想定される企業サイトでは思った以上に重要です。
これに対する回答は様々だと思いますが、弊社ではURLに
なるべく属性を持たせない方法をとることが多いです。
例えば広報ブログは、記事に「お知らせ」「新製品」等の
ラベルが記事に付くことがあります。
そんな際、URLは下記のような形になること多いと思います。
www.hoge.com/blog/news/abc.html
www.hoge.com/blog/products/def.html
上記でも問題ないのですが、サイト構成の見直しなどで
「お知らせ」「新製品」のラベル分けに変更があった場合に
URLが変わってしまう可能性を含んでいます。
そこで、弊社の場合では下記のようなURLを採用する
ケースが多いです。
www.hoge.com/blog/archives/abc.html
www.hoge.com/blog/archives/def.html
URL内に、将来的に変更の可能性がある要素を含めないと
命名ルールです。
このルールは人が手動でファイルを管理していると何かと
面倒なので、CMSを使ったサイトだから可能なルールかも
しれません。
ただこのルールも万能ではなくて、「お知らせラベルが
付いている記事のアクセス数だけを調べたい」といった時に
URL内にラベルの目印が含まれていないので、
アクセス解析にひと工夫が求められます。
簡単なようで、URLの設計は奥深い世界なのであります。
2020.04.08