[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
ネット広告とクッキー利用
昨年あたりからボチボチと目にしておりましたが、年明け早々に
日経新聞さんが大きめに扱っていました。
ネット広告「クッキー離れ」広がる 10兆円市場変調も
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54022810T00C20A1MM8000/
あるECサイトで何かしらの商品を閲覧した後に、ニュースサイトで
記事を読んでいるとその商品の広告掲載されるという経験は
ごく普通にあると思います。
ターゲティング広告などと言われますが、その根幹を支える技術が
クッキーになります。
サイト運用側の方なら分かると思いますが、今のネットはその気に
なればサイト閲覧者の動きはかなり細かく追跡することが出来ます。
思った以上に丸裸な状態です。
クッキーそれ自体は便利な仕組みだと思いますが、
上記の記事中にもある通り、行き過ぎた活用はプライバシー上で
問題になる可能性があるのはうなずけます。
一方で、個人的にはクッキーを活用したターゲティング広告は、
基本的にブラウザの閲覧履歴を利用しているという点で、
限界はあるよねと感じています。
興味は無いんだけど仕事で、とか、他の人に頼まれて、とか、
自分のニーズではないんだけど、サイトを閲覧する機会は
誰しもあると思います。
閲覧履歴を使ったターゲティング広告では、
基本的にそれらを排除しないので、興味のない商品・サービス
なんだけど、どこまでも広告が追っかけているという現象も
起こります。
ということで、次世代の広告は機械学習(AI)を活用したものに
なるのでしょうね、と誰しもが想像可能な未来を示しつつ、
令和二年のスタートとさせていただければと思います。
2020.01.08