[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
Webマーケティングの投資対効果を計算
Webマーケティングをすすめる上で、
避けて通れないのが投資対効果です。でも、これ難しいですよね。
難しいからこそ「儲かるなら、やる」と思ってしまいたいところ、
弊社でもたまに「儲かるなら、やる」的なことを
言われることもあります。
さて、この判断が難しい投資対効果ですが、
例えば「リスティング広告」に取り組もうとする際にも
できれば「儲かるから、やる」と思って始めたいものです。
冒頭の例は「儲かるなら、やる」
今回の例は「儲かるから、やる」
微妙な違いですが、人任せな印象の「儲かるなら、やる」よりも
自分で考えた結果として「儲かるから、やる」と考えられたら、
判断が楽ではないかと思います。
リスティング広告の場合、集客の規模感や、クリック単価は、
広告管理ツールなどで、ある程度算段ができます。
ですが、その広告を出稿することで、
自社がどれくらい儲かるかは、その会社の中の人の方が
判断しやすいので、その計算に必要な指標をお知らせします。
用意する数字は、下記の2つです。
■サイトのコンバージョン率
■コンバージョン1件あたりの価値
まずは「サイトのコンバージョン率」ですが、
広告を出稿しようとしているサイトで、
何人集客できたら購入や問い合わせといったアクションに
つながるでしょうか?
100人に1人なら、1%ですね。
この数字が実は0.0000000001%だったりすると、
どれだけ広告で集客をしてきても、全然問い合わせが増えないなあ、
といったことになりがちです。
次に「コンバージョン1件あたりの価値」です。
オンラインショップなら、お客様が1回の買物で
購入してくれる金額になるでしょうか。
問い合わせ→商談という流れのビジネスなら、
1件問い合わせから得られる売上(できれば利益)と言えます。
(問い合わせ10件中1件成約で100万円になる仕事なら、10万円
「サイトのコンバージョン率」
「コンバージョン1件あたりの価値」
この2つを、投資対効果の算出用に準備しましょう。
もし不明であれば、想像力を働かせて仮にでも設定してみましょう。
そうすると、リスティング広告を活用して
1クリック100円で、月間10,000件集客できそう、
といったことがわかれば、そこから得られる
コンバージョンの件数や金額が算出できます。
こうして計算してみると「儲かるから、やる」と
考えられそう? ではありませんか。
もちろん、計算して儲からなそうだったら
「儲からないから、やめる」と判断すれば良いことです。
自社が儲かるかどうかは、ものすごく重要ですから
ぜひ自社内で計算してみましょう。
2019.08.28