[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
構造化はとっても重要!
前号のメルマガは「Google しごと検索は構造化データを活用」
といったコラムでした。
まったく別の経路で、やっぱり「構造化はとっても重要!」
と考え至ったことを書きます。
向かった先は、美術館です。すみだ北斎美術館という、
墨田区にある「葛飾北斎」専門の美術館へ行きました。
すみだ北斎美術館
http://hokusai-museum.jp/
美術に詳しいわけでは全くないのですが、
最近、やけに美術館や博物館的なところに行きたくなり、
実際に行っています。
さて北斎といえば「富嶽三十六景」が有名で、
美術素人なので、富士山、海、波などが思い浮かびます。
なのですが、現在の企画展は
「北斎アニマルズ」という動物をモチーフにした
絵画の企画展で、北斎が描いたたくさんの動物が
展示されていました。
そこで発見したのが、
「北斎は、定規とコンパスで絵を描いていた」ということです。
この絵の描き方について、指南書まで発表されていたようですね。
美術に詳しい方にとってはあたり前の話なのかもしれませんが、
天才の筆さばきのようなものを勝手に想像していたので、
だいぶ驚きました。
迫力や躍動感のある構図は、
構造的に理論的に説明できる構図だったのです。
考えて見れば、映画や小説でも話の構造がしっかりしていると
面白いですし、伝わりやすくなります。
もちろん、ホームページだって、
サイトそのものがデジタルな構造物であり、
人の行動を促すコンテンツも構造が重要でしょうし、
HTMLだって構造物そのものです。
構造的に理解しやすいものは、
人間も検索エンジンも、理解しやすい。
構造的に理解しにくいものは、
人間も検索エンジンも、理解しにくい。
ですよね。
以上、構造化はとっても重要! という話でした。
2019.02.27