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腰痛で考えるSEO
2019年になりましたね。
平成も残りわずか、新元号が気になるところです。
気になると言えば、
お客さまからのご質問で昨年も最も多かったのは、
検索エンジンでの露出状況に関するものでした。(私の感覚値で)
いわゆるSEOですね。
内容は様々ですが、
「"○○"というキーワードで検索した時に、1位になるには」的な
ご質問・ご相談がやはり多かったでしょうか。
"○○"には、自社商品・サービスそのものを指し示す、
いわゆるビックキーワードが入ります。
本稿では、どうすれば1位になれるかについては触れません。
ちょっと別の角度からお話をします。
さて、今私は人生初の本格的な腰痛を経験しています。
正月に風邪を引いて、2日ほどベッドに横になっていたときの
姿勢が、どうやらあんまりよろしく無かったようです。
ということで、腰痛知識ゼロの私はネットで情報収集しました。
その際に使った検索キーワードは次のような感じです。
「腰痛 貼り薬」,「腰痛 姿勢」,「腰痛 内臓」,「腰痛 痛み いつ」
「腰痛 ストレッチ」,「腰痛 対策」,「腰痛 反ったとき」etc..
ご覧いただけると分かると思いますが、そのものずばりを指し示す
「腰痛」というキーワード"だけ"では検索していません。
なぜなら単に「腰痛」で検索しても、自分のニーズを満たす検索
結果が得られないであろうことが予想出来るからです。
そして組み合わせのキーワードを見ると、治療が希望ではなく、
「自分で出来る腰痛対策」がニーズであることが見て取れます。
私が基準とは言いませんが、「腰痛」のようにその意味や内容が
充分に認知されている言葉は、「腰痛+△△」のように
サブキーワードと組み合わせて検索されるのが一般的です。
さらに、組み合わせのサブキーワードは、
ユーザーニーズの違いにより、キーワード群が異なる場合が
あることも忘れてはいけません。
仮に「腰痛」で検索結果1位を獲得したとしても、
サブキーワードと組み合わせた時の露出状況が芳しくなければ、
実際の集客にはあまり繋がりません。
これが、SEOは点ではなく面で捉えるという考え方です。
とここまで書いてどこか既視感があると思ったら、
12年前にも同じようなことを書いていました(笑)
https://www.enatural.co.jp/blog/ind-net_de_marumaru_20060823.html
普遍的な考え方、ということなのだと思います。
2019.01.09