[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
ダブったっていいじゃない
お客様とホームページ制作を進めていると、
次のような場面に出くわすことがあります。
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田中さん、このページのここなんだけど、
コッチのページに掲載されている内容とダブってるので、
いらないんじゃない?
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なるほど、確かにおっしゃる通りなのですが、
「このページ」を見てる人が、「コッチのページ」も見てくれると
はたして言い切れるでしょうか。
各ページ単位でのコンテンツの最適化においては、
私はサイト内で情報がダブるとかは、あまり気にしていません。
それよりも、そのページで伝えたいことを理解もらうためには
どのような情報が必要かを重視しています。
結果として、一部はすでに他ページで掲載済みの情報であっても、
それでいいんじゃないかと思っています。
もちろん、やたらめったらに情報がダブって良いという話ではなく、
そこには適切な程度や案配が考慮されていることが前提です。
このようなサイト内の情報のダブりは、整理整頓が好きな人に
とっては受け入れがたいようで、意見が対立することもあります。
私もどちらというと整理整頓派なので、気持ちは分かります。
が、あまり整理整頓にとらわれると、
本末転倒の場合もあると、心にとめておいて損はない気がします。
さて、同じような情報がサイト内の各所に散り散りになると、
その内容に変更があったときに、メンテナンスが手間がかかります。
あそこは直したけど、ここは直っていなかったという具合です。
確かに、1ページずつ人間がえっちらこっちらページを
手作りしていた時代ならば大変だったかもしれません。
しかし、今のなっては多くのサイトがCMSで管理されており、
最初の設計さえ考慮していれば手間暇は大幅に軽減することが
可能です。
整理整頓派のもやもやした気持ちは、
CMSが一部解決してくれることも、あわせて覚えておきましょう。
2018.05.09