[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
国税庁サイトのURL変更に思う
Yahooニュースなど、メジャーサイトでも取り上げられていたので、
目にした方も多いと思います。
国税庁Webサイト、全URL変更で混乱 サイト内検索も役立たず、「無限ループ」状態に
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1804/02/news108.html
リニューアルに伴ってURLが変更になること自体はよくある話です。
このような時は、旧ページ → 新ページへのリダイレクト処理を
するのが通常ですが、今回はそれを行わなかったようです。
新旧URLの間には法則性がある様子なので、なぜリダイレクトを
しなかったのか不思議に感じていたのですが、聞くところによれば
サイト全体でページ数が約2万程度あり、リダイレクトによる
サーバー負荷を考慮して、リダイレクトしないという結論に
なったようです。
加えて、サイト内検索にYahooのカスタムサーチを利用したので、
検索エンジンへのインデックスが不十分なリニューアル直後の
状態では用をなさなかったことと、サイト自体の重要が高まる
繁忙時期にリニューアルが重なったために、半ば炎上状態と
なってしまいましたね。
おそらくですが、
このような混乱が発生することは、
現場の人間はある程度予測出来ていたはずです。
考えていなかった、は無いと思います。(と思いたい)
ただ、その影響の範囲を見誤った感じでしょうかね。
明日は我が身。関係各位の心中、お察しします。
さて、最近のサイトでは少なくなりましたが、
ちょっと昔のサイトだとURLの設計が行き届いていない場合も
少なくありません。
身も蓋もない言い方をすれば「ぐちゃぐちゃ」な命名規則で、
これを作った人には豆腐の角をご紹介しようかな?と
思うこともしばしばです。
そういったサイトは、どこかで負の遺産を清算し、
恒久的な運用が可能なURL命名ルールにするべきなのですが、
これがまた色々を考慮しなければならないことが多く...
URLの命名ルールについては、
失敗と成功から導き出された細かすぎて伝わらないノウハウが
あるのですが、その話はまた別に機会に。
2018.04.11