[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
今、ウェブサイトの軽量化を考える
自社サイトの「重さ」って気にしてますか?
ここで指す「重さ」とは、ウェブページを表示するために必要な
ファイルのデータ容量になりますが、このところGoogleさんが
この「重さ」が改善しようと啓蒙活動を展開しています。
最近では、次のようなツールをリリースしています。
モバイル回線(3G or 4G)で閲覧したときの、各サイトの軽さを
スコア化して比較できるツールです。
Winning on Mobile
https://www.thinkwithgoogle.com/feature/mobile/
さて、なぜGoogleさんがウェブの軽量化を啓蒙するかといえば、
ウェブの容量が多くなると、Googleさんが収集する情報が増える
一方で大変だからなんじゃない? と斜に構えた考え方も
出来なくもないですが、サイトが軽いに越したことはないのは
事実なので、素直に従っておいたほうが良さそうです。
さて、自社サイトの表示スピードをもう少し客観的に評価する
という点では、以前からのPageSpeed Insightsを利用するほうが
分かりやすいでしょうか。
PageSpeed Insights
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/
こちらもGoogleさんのサービスです。
なんでもありますね、Googleさんは。
サイト名は、ずばり「モバイルでの勝利」です。
事実、ECサイトなどではページ読み込みスピードによって、
売り上げに大きな影響があると言われているので、
勝利という言葉も大げさというわけではありません。
ちなみに、私の主観ですがPageSpeed Insightsの評価は
結構辛口かなと思います。特にWebサーバー周りの設定は、
共用サーバーを借りている限りではどうにもならず、
満点を目指すと考えないほうが心安まるかもしれません。
ブローバンドという言葉を耳にする機会が少なくなるくらいに、
日本では高速なインターネット回線が当たり前になりました。
また、少々「重い」ページでも難なく表示出来るくらいに、
コンピュータの処理能力も向上しました。
それに伴い、以前よりもウェブページの容量が
議論の対象になることも減りましたが、
回線容量も計算能力も無尽蔵ではありません。
今後も持続可能なネット環境をにらんだ時、
重くなる一方だったウェブサイトも、
見直しが必要なタイミングかもしれません。
2018.03.14