[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
被ることを恐れるべからず
「え、それは別のページに書いてあるからいいんじゃないですか?」
お客様とサイト内のコンテンツ作りをしていると、
時々言われる言葉です。
○○という情報はAページに載っているんだから、
わざわざBページにも掲載する必要はないのでは?という
素朴な疑問です。
確かに、言わんとしているところは分かります。
無駄っぽいし、閲覧者にも不親切っぽいです。
でも、あえて載せましょうとご提案することがあります。
というのも、Webサイトは思ったよりも、断片的に・つまみぐい的に
読まれているメディアだからです。
制作者側からすると、このコンテンツをこの順番で読まれることを
ある程度想定して制作するかと思いますが、
実際にサイトを閲覧している様子を後ろから見ていると、
予想以上にあっちへフラフラ、こっちへフラフラというケースも
多いです。
そのような閲覧のされ方によって、
結果的に重要なメッセージを伝えそこねてしまうケースも
あり得るので、顧客に最も伝えたい情報はサイト内で
ある程度被ってもかまわないと、私は考えています。
もちろん、なんでもかんでもだぶって載せることが有効とは
言いません。その辺りは、お客様目線で見極めるセンスが
問われるところで、一番難しいところと言えそうです。
2014.08.13