[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
地道なテストで、2倍アップする広告投資対効果
ホームページを「できる営業マン」にするための飛び道具として、
イーナチュラルでも検索結果に出稿するリスティング広告の
運用管理を行なっています。
いわゆる広告代理ですが、アナログ媒体の広告と比較すると、
効果検証が非常にしやすいのが特長です。
Yahoo!やGoogleの広告管理画面でも
各種の掲載結果データを閲覧できますし、
アクセス解析ツールと組み合わせて検証を行うと、
もう一歩突っ込んだ効果検証ができます。
この効果検証ですが、華やかな広告クリエイティブとは違い、
割と、というかかなり地味で地道な部分が多くなります。
今回は、その地道なテスト結果を少しお見せします。
内容はデフォルメしてありますが、ほぼ生データです。
まずは広告タイトルですが、
↓この2つ、どちらが良くクリックされると思います?
------------------------
◯◯◯◯◯◯を50%に改善
------------------------
◯◯◯◯◯◯を大幅に改善
------------------------
正解は、こちらです。
-------------------------------------------
◯◯◯◯◯◯を50%に改善 クリック率 2.2%
-------------------------------------------
◯◯◯◯◯◯を大幅に改善 クリック率 1.8%
-------------------------------------------
「50%」の勝ち! 成果1.2倍
次に誘導先(クリックした後にたどり着くページ)です。
↓この2つ、どちらが良くコンバージョンすると思います?
---------------
【トップページ】
---------------
【LPOページ】
---------------
正解は、こちらです。
-----------------------------------------
【トップページ】 コンバージョン率 2.1%
-----------------------------------------
【LPOページ】 コンバージョン率 3.6%
-----------------------------------------
「LPOページ」の勝ち! 成果1.7倍
仮に、月間10,000名の検索需要があったとすると、
「10,000名」×「クリック率」×「コンバージョン率」で、
コンバージョンの件数が導き出されます。
先ほどのテストでクリック率、コンバージョン率
共に高い方で行うと、1万人×2.3%×3.6%=8.3人
^^^^^
共に低い方で行うと、1万人×1.8%×2.1%=3.8人
^^^^^
と、実に2倍以上の投資対効果になります。
この違い、大きいですよね。
イーナチュラルが管理しているアカウントでも、
何ヶ月も経過して安定運用状態に入ると、
良き状態でキープできるようになります。
一方でリスティング開始当初や、最適化されていない広告は、
広告費の無駄使いになってしまっている場合もあります。
1にテスト、2にテスト、3にテストで、またテストという具合に
地味に地道に効果検証を重ねていきましょう。
効果が良かった方を採用し続けると、
上の例のように格段に良いパフォーマンスを発揮できますよ。
2013.03.13