[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
SEO、○○で1位、▲▲で8位
SEOサービスのサイトを見ると、
オリンピックの金メダルを獲得したかのごとく
『Google検索「○○」というキーワードで1位です』
といったような記述をよく目にします。
そのキーワードが、例えば「自動車保険 見積」で1位だとか、
「分譲マンション 横浜」で1位となると、
実際にユーザーが入力しそうなキーワードですし、
サイトへの集客といった効果も相当にありそうです。
しかしながら「このキーワードは、一体誰が入力するのだろう?」
といった疑問を持つようなキーワードでの『○○で1位』では、
独りよがりなキーワードと言わざるを得ません。
たしかに『○○で1位』の方が、
誰かにアピールをする場合はわかりやすいのですが、
実利を考えると自社の顧客がよく検索する『▲▲で8位』の方が
ずっと増し、ということも往々にしてあります。
例え話ですが、クラスのかけっこで1位になるのと
オリンピックで100m競争で8位になるのとでは、
両方ともに価値があることであっても、
そこにはものすごく大きな差があります。
自社ホームページが自己満足で終わってしまわないためにも、
見かけの順位だけに気をとらわれずに、
実質的な効果を見極めながら試行錯誤していきましょう。
見かけだけの1位を1つとるよりも、
顧客を集めるキーワードで8位をたくさんとった方が、
きっと自社ホームページのためになりますよ。
2012.08.08