[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
ズルいSEO
さて、今回は「ズルいSEO」についてのお話です。
結論から先に言うと、サイトやページの中身とは関係なく、
検索エンジンからの評価に「下駄を履かせる」行為は、
基本的にズルいSEOと言ってよいでしょう。
・検索エンジンにしか見えない文字で情報を記述(隠しテキスト)
・有料リンクを利用した、自社サイトの外部リンク評価の嵩上げ
・人と検索エンジンとで、全く別内容を表示(クローキング)
ETC...
これら、内容を伴わない検索エンジンからの評価だけを
あげることを狙った行為は、私はズルいSEOと考えます。
検索エンジンにとって、検索結果は唯一無二の大切な「商品」です。
その「商品」の品質が劣化するような行為に対して、
検索エンジンは非常に厳しい態度でのぞみます。
検索エンジンの主な収入源は、検索結果に表示される広告です。
一方で、私たちが検索エンジンを利用するのは、
知りたいと思うことに対して、それに応える良質な検索結果が
得られるからです。
もしも、この検索結果が何らかの方法で外部から操作出来て、
思うような検索結果が得られないとしたら、
私たちはその検索エンジンを使わないはずです。
訪れる人が少ない検索エンジンには、広告主も広告を出す魅力を
感じないので、広告出稿を取りやめてしまうかもしれません。
つまり、第三者が操作可能な検索結果は、検索エンジンに
大きな経済的ダメージを与えかねない行為なのです。
だからこそ、そういった行為に対して検索エンジンは厳しい対応を
するのです。
さて...
「いやいや、ウチのサイトは内容も伴ってる良いサイト
なんだけど、全然検索エンジンにひっかからないんだよ!」
という声を、時々お客様からいただくことがあります。
こういうサイトには、そうなっている理由があるのですが、
それはまた次の機会にお話しします。
2012.05.23