[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
Webコンテンツを作ろうとしてはいけない。
企業のWebサイトにおいて、小手先のSEOより、
コンテンツそのものが持つ力が重要であるのは、
このメルマガ読者のみなさまには言うまでもないと思います。
コンテンツ力(=ユーザーの興味を惹く役立つ情報であること)が
あれば、信頼やファンの獲得に繋がりますし、リンクを受けたり、
Facebookなどで紹介されたりすることで、SEO・集客にも効果的です。
こまごまとしたSEOは、いいコンテンツに後からついてくる話です。
とは言っても、コンテンツを作るのは大変です。
「そもそも何を作ればいいのか」
「誰が作るのか」
「コストは?」
と悩んでいるWeb担当者は多いことでしょう。
悩みのドツボにはまる原因のひとつに、
「Webサイトに載せるにはどうすれば?」と、手段を意識しすぎ、
顧客獲得という本来の目的を失念しているケースがあります。
ぜひそんな時には、原点に立ち戻ってください。
Webサイトのためのコンテンツを作りたいのではなく、
顧客獲得コンテンツの、掲載先のひとつとしてWebがあるのです。
そう考えると、足枷が取り払われ、
場合によってはWebとリアル営業ツールの両方として活用できる、
真に有効なコンテンツを企画することができます。
先日、弊社で顧客事例の活用に関するセミナーを開催しましたが、
「お客様の声インタビュー」などは分かりやすい例ですね。
Webに掲載して新規顧客に訴えるコンテンツになる上、
同じものを印刷して会社案内とともに持って行けば、
新人営業マンでも商品の良さを伝えられる営業ツールになります。
複数のアウトプットになると考えると、
制作コストに関する悩みも解決しやすくなるのではないでしょうか。
Web用のコンテンツと限定せず、欲しい営業ツールについて
現場の営業マンにアンケートをとってもいいかもしれませんね。
「Webならではのアプローチ」は、そこで初めて考えればいいわけです。
「どこで、どのように伝えるか」は手段であって、
目的はあくまでも「顧客獲得」であることを意識し、
コンテンツ強化に励みましょう。
2011.10.26