[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
神の視点のホームページ
ホームページを制作・運用していて、
陥りやすい落とし穴のひとつに、「サイト訪問者は、ホームページ
の全体構造を知らない」という点があげられます。
制作・運営する側はいわば神様みたいな存在で、当然のことながら
ホームページの全体構造を把握しています。把握しているからこそ、
よりサイト訪問者に対して分かりやすい構造を持ったホームページ
が構築出来るのですが、一方で分かりすぎているが故に、
時にはそれがアダになってしまうことがあります。
よくある話を、例にとってお話しましょう。
例えば、ある商品が定番商品ページに掲載されていたとします。
この商品が何かの理由で、サイト上の特集ページで
大きく掲載されるようになったとします。
このとき定番商品ページからは、その商品を除いてくださいという
依頼を時々いただくことがあります。ホームページ上でタブって
情報が掲載されているのは、好ましくないというのがその理由です。
しかし、その商品が特集ページで掲載されていることは、
サイト運営者は知っていますが、サイト訪問者が知っているとは
限りません。
何も知らないサイト訪問者が特集ページをスルーして、
定番商品ページを閲覧して、その商品が掲載されていなかったと
したら、どうでしょうか。その機会損失ははかり知れません。
上記は、かなり分かりやすい例ですが、それ以外の本当に
細かいところで、サイト全体構造を分かっている前提で
作られているものが、ホームページには意外と多くあったりします。
そのような「神の視点」で作られているホームページ構造に
なっていないか、このお盆中にゆっくりとチェックしてみては
いかがでしょうか?
2011.08.10